-
最近の投稿
アーカイブ
カテゴリー
投稿日カレンダー
2026年1月 日 月 火 水 木 金 土 « 12月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
皆さんこんにちは!
株式会社大塚塗装更新担当の中西です。
未来は明るい✨
塗装業は、昔ながらの職人仕事と思われがちですが、実は“これから”に強い業界です
住宅の長寿命化、省エネ、環境配慮、災害対策、維持管理の需要。
社会の流れとともに、塗装が担う役割は広がっています✨
新築を建てて終わり、ではなく、
建物を長く使い続けるために定期メンテナンスを行う時代になっています。
人口や空き家問題、資材価格、人件費の上昇などを考えると、「建て替えるより守る」選択が増えやすいのが現実です。
その中心にあるのが塗装です️
外壁・屋根の保護は、建物の劣化を遅らせ、結果的に修繕コストを抑えます。
つまり塗装業は、“住まいの延命医療”みたいな存在なんです✨
近年注目されているのが、遮熱塗料や高機能塗料です。
屋根の温度上昇を抑え、室内環境を改善し、冷房負荷を下げる。
工場や倉庫、店舗などでは、光熱費削減の観点でも塗装が重要になってきています
単に色を塗るだけでなく、暮らしや経営のコスト改善に寄与できるのは、塗装業の大きな魅力です✨
台風、大雨、猛暑、寒暖差。気候が厳しくなるほど、建物の劣化も早まります。
塗膜の防水性・耐候性の差は、数年後に大きな差として現れます。
塗装業は、災害の被害をゼロにすることは難しくても、
「被害を小さくする」「復旧を早くする」ための備えとして機能します️
雨漏りの芽を潰す、鉄部のサビを止める、劣化部を早期補修する。
地域の建物を守る“防災の一部”として、塗装の価値はこれからもっと高まります✨
地域密着の塗装業者は、単なる工事業者ではなく、
「困ったときに相談できる存在」になります。
雨漏りの兆候、外壁のひび、鉄骨のサビ、ベランダ防水の劣化。
こうした“早めの気づき”をサポートできる会社は、地域にとっての安心です
さらに、丁寧な説明・適正な提案・誠実な工事ができる会社ほど、紹介が増え、長期的な信頼を得ます。
塗装業は、技術で勝ち、信用で続く商売です✨
塗装業は、これからの社会課題(省エネ・長寿命化・防災・維持管理)に直結する仕事。
だから未来がある。だから誇れる。
“街を守る仕事”として、塗装業の魅力はますます輝いていきます✨
皆さんこんにちは!
株式会社大塚塗装更新担当の中西です。
「手に職」だけじゃない💼🔥
塗装業の魅力は、完成した建物だけではありません。
働く人にとっての魅力も、とても大きい仕事です😊✨
未経験からでも挑戦しやすく、努力が技術として積み上がり、将来の選択肢が広がる。塗装業は“人生設計”に強い仕事でもあります💪
塗装は、最初は簡単に見えて、実際にやると難しい世界です。
養生の丁寧さ、道具の扱い、塗りムラの出ない動き、塗料の含ませ方、角の取り方。
最初はうまくいかなくても、練習すれば必ず良くなります😊
そして成長が“目に見える”のが塗装の良いところ。
昨日より今日、今日より来週。
「自分の仕上げがキレイになってる」「段取りが早くなった」
この手応えが、仕事の楽しさを作ります🔥✨
塗装業は経験だけでなく、資格や知識も武器になります。
塗装技能士、施工管理、足場、特化塗料の知識、防水やシーリングの技術。
学べば学ぶほど、現場での判断力が増し、信頼も上がります📈✨
「ただの作業員」ではなく、
“任せられる職人”
“説明できる職人”
“提案できる職人”
になれる。これが塗装業の強みです🤝
塗装工事は、一人で完結しません。
足場、洗浄、補修、養生、塗装、清掃、点検。
それぞれの工程が連携し、最後に一つの作品として完成します🏠🎨
段取りが良い現場は、空気も良い。
声掛けができる現場は、事故も減る。
互いの仕事を尊重しながら進む現場には、職人らしい誇りがあります💪✨
「このチームで良かった」と思える瞬間が、塗装業にはたくさんあります😊
塗装業は、技術を身につけると独立の道も見えてきます。
もちろん簡単ではありません。
技術だけでなく、見積もり、材料管理、工程管理、顧客対応、集客、協力業者との関係づくり…経営力も必要です📊
でも逆に言えば、努力と経験で“自分の看板”を持てる世界です。
地域で信頼を積み上げるほど、紹介が増え、仕事が繋がります🤝✨
「職人としての誇り」と「経営者としての未来」を両方描ける—塗装業は可能性が広い仕事です🔥
塗装業は、手に職で終わらない。
成長が見えて、チームで誇れて、未来の選択肢が増える。
だからこそ、“仕事としての魅力”が強いんです😊🧤✨
皆さんこんにちは!
株式会社大塚塗装更新担当の中西です。
「職人技×科学」
塗装の世界は奥が深いです。
ハケやローラーで塗る姿だけが注目されがちですが、実は勝負どころは「塗る前」と「塗った後の管理」にあります✨
塗装業の魅力は、職人の経験と感覚に加えて、塗料・素材・気候・工程管理といった“科学的な知識”が強く求められる点にあります
「塗装は下地が9割」と言われるほど、下地処理は重要です。
高圧洗浄で汚れ・カビ・藻を落とす、ケレンでサビや旧塗膜を除去する、ひび割れを補修する、シーリングを打ち替える。
この工程が甘いと、どんなに高級な塗料を使っても、密着不良で剥がれやすくなります
逆に、下地処理が丁寧だと、塗膜はしっかり食いつき、耐久性が大きく伸びます。
お客様には見えにくい部分ですが、プロの塗装業者ほど「見えない工程」を誇りにしています✨
塗装は「色を選ぶ」だけではありません。
外壁材の種類(モルタル、サイディング、ALC等)、屋根材(スレート、金属等)、立地(海沿い、交通量の多い道沿い、山間部)によって、劣化の仕方が違います
そこで必要になるのが、
耐候性(紫外線に強いか)
防水性(雨水を防げるか)️
透湿性(内部の湿気を逃がせるか)️
防カビ・防藻性(汚れにくいか)
遮熱・断熱(室内環境に寄与できるか)❄️
といった性能の見極めです。
塗装業は、建物を診断し、環境と予算と希望に合わせて“処方箋”を組み立てる仕事でもあります✨
同じ塗料でも、塗り方次第で仕上がりが変わります。
ハケ目の出し方、ローラーの毛丈選び、吹き付けの圧力調整。
また、塗装には「膜厚(塗膜の厚み)」という概念があり、適正な厚みを守ることが耐久性に直結します✨
薄すぎれば保護性能が足りず、厚すぎれば割れや垂れの原因になる。
乾燥時間を守らず重ね塗りすると、内部が乾かず膨れや剥がれの原因になる。
職人は気温・湿度・風を読みながら、その日のベストな施工を組み立てます️
ここが塗装の面白さです。
「同じ作業を繰り返す仕事」ではなく、条件に合わせて最適解を出し続ける“現場の研究者”なんです✨
塗装のプロは、工程ごとのチェックを欠かしません。
洗浄後の状態
補修の完了
下塗りの密着と乾燥
中塗り・上塗りの仕上がり
付帯部(雨樋・破風・軒天・鉄部)の塗り分け
養生の剥がしと清掃
最後に細部まで点検し、必要なら手直しを行います✨
ここまで徹底することで、塗装は「見た目の工事」から「安心の工事」へ変わります。
お客様の不安を減らし、納得と満足を増やす—それが塗装業の価値です
塗装業は、職人の腕と科学的な理解が合わさって初めて最高の結果が出る仕事。
だからこそ、学ぶほど面白く、極めるほど奥深い世界です
皆さんこんにちは!
株式会社大塚塗装更新担当の中西です。
「建物を守る最後の砦」🏠🛡️
「塗装って、見た目をキレイにする仕事でしょ?」と思われがちです。もちろん外壁や屋根がパッと明るくなり、建物が生まれ変わったように見えるのは塗装の大きな魅力です😊✨
でも、塗装業の本当の価値は“見た目の先”にあります。塗装は、雨・紫外線・風・塩害・排気ガス・カビや藻…そういったダメージから建物を守る「防護膜」なんです🧴🌞🌧️
目次
外壁や屋根、鉄部、木部は、年中ずっと過酷な環境にさらされています。
特に雨水は、少しのヒビや隙間から侵入し、内部の腐食や構造材の劣化を進めます。鉄部ならサビが膨張して素材を壊し、木部なら腐朽菌が増え、強度を奪っていきます😣
塗装はその入り口を塞ぎ、素材の劣化スピードを大きく落とします。つまり、塗装の良し悪しは「建物の寿命」に直結します。
見た目を整えるだけなら、簡易的な塗り替えでもそれっぽく見えることはあります。ですが、下地処理が甘いと数年で剥がれ、結局やり直しになりやすい…💦
塗装業は、建物の“長生き”を設計する仕事なんです🛡️
住宅や店舗、工場、倉庫など、建物は人生や事業の大切な資産です。
外観がキレイだと印象が良いのはもちろん、定期的にメンテナンスされている建物は、劣化が進みにくく、修繕費の総額も抑えやすい傾向があります。
たとえば、塗装を先延ばしにしてしまい、雨漏り→下地腐食→大工工事→内装工事…と広がると、費用も工期も一気に増えます😱
逆に、適切なタイミングで塗装を入れると、傷みの芽を小さいうちに止められます。
「いま塗るか、あとで大きく直すか」—この分岐点を一緒に考え、最適な提案ができるのが塗装業の強みです📌✨
塗装の力は、個人の家だけに留まりません。
商店街、学校、病院、集合住宅、公共施設…建物が整うと、街全体の印象が変わります。
色が褪せて疲れた雰囲気だった外観が、明るく清潔感ある印象になると、住む人・働く人・訪れる人の気持ちまで前向きになります😊🌿
そして塗装は「色の仕事」でもあります🎨
ベージュやグレーの落ち着き、白の清潔感、濃色の重厚感、アクセントカラーの遊び心。
外壁と屋根の組み合わせ、サッシや雨樋とのバランス、光の当たり方…塗装職人や塗装会社は“住まいのデザイナー”としても活躍できます✨
塗装工事は、完成が目に見える仕事です。
工事前の色褪せや傷みが、工事後には見違えるほど整い、施主さんが玄関前でパッと表情を明るくする瞬間があります😊
「こんなに変わるんだね!」「家が新築みたい!」
この言葉を直接もらえるのは、塗装業ならではの醍醐味です🎉
さらに、塗装は“生活の場”に関わるので、コミュニケーションも大切です。
工事中の挨拶、養生の配慮、騒音や匂いへの説明、近隣への気遣い。
技術と人柄の両方で信頼を積み重ねることで、「次もお願いしたい」「知り合いに紹介するね」と仕事が繋がっていきます🤝✨
塗装業は、建物を守り、資産を守り、街の景観を整え、人の心まで明るくする仕事。
“ただ塗る”ではなく、“未来を守る”仕事なんです🏠🛡️✨
皆さんこんにちは!
株式会社大塚塗装更新担当の中西です。
雨漏りの震源地は“水平面”。
ベランダ・バルコニーは「勾配」「ドレン」「取り合い」の3条件が要。
防水層の種類から現状診断→是正→仕上げ→維持までをわかりやすく整理します🧭
目次
| 症状 | 原因・対策 |
|---|---|
| 表面の白化・艶引け | トップコートの劣化。5年前後で更新が目安。 |
| 膨れ(ブリスター) | 下地の含水やガス。通気緩衝工法/下地乾燥で是正。 |
| ひび割れ | 下地の収縮・動き。ウレタン防水は追従性が高い。 |
| ドレン詰まり | 落ち葉・砂による水位上昇→漏水リスク。定期清掃を最優先。 |
| 笠木・サッシ取り合い | **一次止水(板金)+二次止水(シール)**の両輪を確認。 |
| 工法 | 特徴・ポイント |
|---|---|
| FRP防水(ガラスマット+樹脂) | 硬くて耐摩耗性◎。下地剛性が必要。角部のクラック注意。 |
| ウレタン塗膜防水(密着工法) | 一体化で複雑形状に強い。下地の含水は膨れ原因。露点管理が重要。 |
| ウレタン塗膜防水(通気緩衝工法) | 絶縁シート+脱気筒で湿気逃がす。既存改修の王道。 |
勾配は 1/100〜1/50 を確保。
→ 溜まり水は劣化加速、レベル調整で是正。
ドレンは 立上りの最下点 に配置。
→ 改修用ドレンで既存管に差し込み更新。
立上り → 平場 → 入隅/出隅 の順で連続性を確保。
笠木:重ね代+一次止水→二次シール。
→ 3面接着NG/二面接着を徹底。
サッシレール:シール逃げ道を確保、水抜き孔を塞がない。
洗浄 → 乾燥(含水率低減)
下地不陸補修(レベリング・樹脂モルタル)
プライマー塗布(露点差3℃以上を確認)
通気シート貼付 → ジョイント圧着
脱気筒設置(最上点付近)
ウレタン1層目 → 規定WFT確認
ウレタン2層目 → 合計DFTを満たす
トップコート塗布(防滑骨材の要否判断)
紫外線・汚れ防止の盾。
更新目安:約5年。
色付きトップは劣化の見分けがしやすくメンテ判断◎。
タイル直張りNG(目地割れ・浮きが雨水経路に)。
原則:下地防水 → タイル仕上げ。
既存の場合は、目地補修+ドレン強化で延命。
植木鉢は脚ゴムで点荷重分散し、防水面の傷を防ぐ。
高圧洗浄は近距離NG(シール破断・水侵入リスク)。
雪国では雪止め・ドレン除雪をルーチン化。
| 不具合 | 原因 | 対策 |
|---|---|---|
| ピンホール | 泡・湿気 | 消泡剤・含水管理・薄付多層施工 |
| 膨れ | 含水・塩分 | 通気緩衝+脱気筒設置 |
| 端部剥離 | プライマー不適合・乾燥不足 | 再研磨→適合プライマーで再施工 |
皆さんこんにちは!
株式会社大塚塗装更新担当の中西です。
目次
「シール=埋める作業」ではなく、「ジョイント設計」。
目地の動き量、接着面の選定(2面接着)、断面比、プライマー適合、硬化管理が寿命を左右します。
ここを外すと、どんな高耐候塗装も端部から破綻します。
2面接着が鉄則
背面はボンドブレーカーやバックアップ材(丸棒)で非接着。
左右の2面のみ接着し、伸縮追従/3面拘束破断の防止を実現。
断面設計(幅:深さ)
→ 一般に 1:1/2〜2/3 が基本。
深すぎ=硬化不良/表面しわ。浅すぎ=破断リスク。
ムーブメント(設計変位)
サイディング目地は ±10〜25%を想定。
→ 可とう性の高い材料選定が必須。
| 種類 | 特徴・用途 |
|---|---|
| 変成シリコン(MS) | 塗装可/汚染少/屋外万能。戸建て外装の定番。 |
| ポリウレタン(PU) | 弾性◎。ただし黄変・汚染注意。塗装前提で使用。 |
| シリコーン | 耐候◎だが塗装不可が多い。ガラス・金属・浴室向け。 |
| 2成分型 | 均一性能・厚塗り可。可使時間管理が重要。 |
| ノンブリード | 可塑剤移行によるベタつき・汚染防止に必須。 |
サイディング:粉化除去→専用プライマー→既定時間内に充填。
金属部:脱脂→研磨→金属用プライマー(ガルバ対応必須)。
塗膜上:付着試験で可否確認。旧塗膜が脆弱なら撤去が無難。
既存撤去:カッターで壁面を傷めず切除。底まで除去。
清掃・脱脂:ダスト・油分除去(エアブロー+ウエス)。
バックアップ材/ボンドブレーカー挿入:深さ制御&非接着確保。
プライマー塗布:規定量・乾燥時間厳守(放置NG)。
充填:連続吐出で気泡レス。やや多めに。
ヘラ押さえ:両面に圧力。表面なでるだけは×。
養生撤去:糸引き注意。角を立てて引く。
硬化・養生:表面硬化後に塗装。可塑剤移行時間も考慮。
| 状況 | 判断 | 対応 |
|---|---|---|
| 深さ十分・非接着確保・旧材健全 | ✅ 可 | プライマー併用で上から増し打ち。 |
| 痩せ・割れ・剥離進行/背面接着疑い | ❌ 不可 | 打替え一択。 |
露点差 ≥3℃/湿度 ≤85%
→ 低温高湿は白化・しわの原因。
降雨予報対策:初期硬化前の降雨NG。
→ 日照・風で可使時間が変動するため、工程管理が鍵。
サッシ回り:水抜き孔を塞がず、二面接着を維持。
笠木重ね代:一次止水(板金)を優先し、シールは二次止水扱い。
入隅/出隅:R仕上げで応力集中を回避。
| 不具合 | 原因 | 対策 |
|---|---|---|
| 3面接着による破断 | 背面処理不良 | ボンドブレーカーで非接着確保。 |
| 気泡・ブロー | 吐出速度・ノズル角度不良 | 過充填→ヘラ押さえで除泡。 |
| 早期汚染 | ブリード | ノンブリード材+表面洗浄。 |
記録項目:断面寸法写真(幅・深さ)/プライマー缶/使用ロット
環境データ:温湿度・養生時間を記録
報告:打替え数量をm・箇所で明記→見積突合で透明化
皆さんこんにちは!
株式会社大塚塗装更新担当の中西です。
錆は“結果”ではなく“現象”。 水分・酸素・塩分・電位差——条件がそろうと、金属は必ず錆びます。だからこそ、現象を断つ設計と素地調整→防錆→上塗の三層ロジックが王道。今回は“端部・小口・重なり・ビス頭”という錆の起点に狙いを定め、長寿命化の実務を徹底解説します。
1. 錆の科学と環境要因
酸素+水:結露や雨水滞留で酸化反応が加速。
塩分(海塩粒子):沿岸・潮風は電解質を供給し続ける。
電位差(異種金属接触):銅×亜鉛/アルミ、ステンレス×普通鋼などで電食が起きやすい。
微細な“傷・角・切断面”:エッジ部は膜厚不足→局所腐食の震源地。
原則:水を溜めない形状×電位差を絶つ絶縁×膜厚を角で稼ぐ。この三位一体で錆は遅らせられます。
2. 錆のタイプと見分け方
赤錆:鉄の酸化。粉状→進行すると層状剥離。
白錆:亜鉛めっき部に発生。アルカリ性水分や滞水で多発。
糸錆/斑点錆:塗膜下を細く進行。素地調整不足のサイン。
もらい錆:近接金属くず・鉄粉が原因。洗浄・ケレンで除去。
3. 素地調整(ケレン)と脱脂
目標:健全部露出+粗さ(アンカー)+油分ゼロ。
手順:
脱脂(シンナー/アルカリ洗剤→水洗い→乾燥)
錆落とし(スクレーパー/ワイヤーブラシ/電動サンダー)。深錆は素地金属まで戻す。
研磨番手:#80→#120→#180でならす。角は面取りして上塗の食いつきを上げる。
ダスト除去:ブロワ&ウエス。手脂も敵。
程度の目安:重度→動力工具中心/軽度→手工具+変性防錆材併用。※穴あき・減肉は交換が原則。塗りでの延命は限定的。
4. 端部・小口・溶接・ビス頭—“ストライプ塗り”
先行タッチアップ:切断小口・角・ビス頭・リベット周りを先に1〜2回塗る(ストライプ)。
エッジシーラー:鋭角エッジは塗膜が薄くなるためエッジ厚付け材や高粘度塗装で補う。
溶接ビード:スパッタ・スラグを除去し、ピンホールを充填してから下塗へ。
5. 防錆下塗の選定
エポキシ防錆(2液):密着・遮断性◎。鉄部の標準解。
亜鉛リッチ(ジンクリッチ):犠牲防食で切断面やボルトに強い。上塗との適合と乾燥に注意。
メッキ対応プライマー:ガルバ/溶融亜鉛めっき面に必須。白錆の再発抑制。
変性防錆材:軽微錆での転化・封じ込めに有効。ただし厚膜防錆の代替ではない。
6. 上塗の考え方(耐候×柔靭×低汚染)
ウレタン/シリコン:付帯部の標準。柔靭性と作業性のバランス。
フッ素/無機:沿岸・日射強なら投資価値大。端部の厚みを確保して真価を引き出す。✨
艶:3〜7分艶でラインの歪みが目立ちにくい。金属は艶ありで防汚性UPも。
7. 異種金属接触と電食対策 ⚡
絶縁:ステンレス部品と鉄部の接触には樹脂ワッシャ/テープを介在。
銅樋×亜鉛:雨水経路で触れると亜鉛側が犠牲に。絶縁+排水設計で回避。
アース/漏電:設備絡みは電気的問題も疑う。専門連携。
8. 雨仕舞と形状の最適化
重ね代と水切りを設け、毛細管逆流を断つ。
水平面や袋小路は滞水しやすい→R処理や排水穴で水抜き。
シーリングは二次防水。まず板金的に一次を整える。
9. 膜厚管理と気象判定
WFT/DFT:ウェット膜厚をコームゲージで測定→乾燥率でDFT推定。角・端部は厚み不足に要注意。
露点差≥3℃/湿度≤85%/強風・降雨NG。低温多湿は白化のリスク。
10. 施工フロー(標準)
洗浄→乾燥→脱脂→ケレン→研磨→ダスト除去
先行タッチアップ(ストライプ)
防錆下塗(エポキシ/ジンクリッチ/メッキ対応)
乾燥→軽研磨(層間密着)
中塗→上塗(必要に応じ高膜厚)
端部・ビス頭の最終タッチアップ→完了検査
11. トラブルシュート
早期剥離:脱脂不良・露点ミス・プライマー不適合。→原因面まで戻し再塗装。
膨れ(ブリスター):滞水・素地含水・塩分。→排水改善+素地再調整。
再発錆:角・小口の膜厚不足。→エッジ厚付とストライプ増回。
12. 点検・保守 ⏳
2〜3年ごとに端部・ビス頭を重点点検。早期にタッチアップすれば寿命は伸びる。
沿岸は年1回の水洗いで塩だまりを除去。
次回(第5回)は屋根塗装の勝ち筋。スレートの縁切り、棟板金のビス打替え、金属屋根の白錆対処、そして遮熱の期待値まで、一気に攻略します。☀️
皆さんこんにちは!
株式会社大塚塗装更新担当の中西です。
素材の個性に合わせれば、寿命は伸びる。 モルタル、窯業系サイディング、ALC、タイル、金属、RC、木質。同じ塗料を同じように塗ると失敗します。素材ごとの“弱点”に刺さる下地・仕様・メンテを、現場視点でまとめました。🧠
1. モルタル(湿式)
特徴:厚みと質感が魅力。ひび/吸い込みが課題。
劣化:ヘアクラック、浮き、白華。雨筋汚れ。
下地:Vカット→樹脂モルタル→肌合わせ。浸透シーラー→微弾性フィラーでクラック追従。
仕上:ラジカル〜無機。低汚染で雨筋抑制。
2. 窯業系サイディング(乾式)
特徴:目地とシーリングが寿命のボトルネック。
劣化:目地割れ、チョーキング、反り、釘浮き。
下地:打替えが基本。サッシ回りは条件で増し打ち。反りはビス固定→面出し。
仕上:単色→ラジカル/フッ素。意匠(多色)はクリヤを退色前に。
3. ALC(軽量気泡コンクリート)
特徴:透湿・吸水しやすい。シールと防水が肝。
劣化:ひび、白華、目地破断。
下地:含水管理しつつ打替え。厚付フィラーで巣穴を埋める。
仕上:透湿性のあるシステム。微弾性で追従。
4. タイル(貼り)
特徴:高耐久だが浮き/目地が要注意。
劣化:エフロ、目地割れ、タイル浮き。
下地:打診で浮きを特定→エポキシピンニング/張替。薬品洗浄→中和→十分な水洗い。
仕上:基本はクリヤ/撥水で風合保持。塗りつぶしは下地の健全性が前提。
5. 金属(ガルバ/カラー鋼板/トタン)
特徴:端部・小口・重なりが弱点。電食注意。
劣化:白錆→赤錆、剥離、ビス浮き。
下地:ケレンで健全面露出→エポキシ防錆/亜鉛リッチ。切断面/ビス頭は先行タッチアップ。
仕上:フッ素/無機の高耐候。沿岸は厚膜と低汚染をセットで。
6. RC(打放し・塗装下地)
特徴:中性化・ひび・漏水の管理が肝。
劣化:白華、鉄筋腐食、ジャンカ。
下地:中性化深度を見て断面修復。止水→フィラー→仕上。
仕上:意匠ならクリヤ+撥水、保護なら高耐候塗膜で雨筋抑制。
7. 木質(外装・軒天・破風など)
特徴:含水変動で伸縮。木口から吸水。
劣化:退色、割れ、カビ。
下地:含浸防腐→木口止水→研磨。
仕上:**浸透(短期更新)か造膜(長期)**を使い分け。
8. ベースとなる判断フロー 🧭
素材特定→2) 劣化の種類→3) 雨の動線→4) 下地整備→5) 仕上グレード→6) メンテ計画。
9. 失敗事例あるある&学び 😓
意匠サイディングに色塗り→風合消失→後悔。クリヤの期限を守る。
ALCに高緻密塗膜→含水で膨れ。透湿性を優先。
金属へ水性下塗の誤適用→剥離。エポキシ防錆を基本に。
10. まとめ ✅
次回は金属部と錆対策(第4回)。端部・小口・重なり——“錆の起点”をつぶす具体策を徹底解説。⚙️🛡️
皆さんこんにちは!
株式会社大塚塗装更新担当の中西です。
仕上がりは“塗る前”で決まる。 洗浄・素地調整・補修・乾燥・プライマー適合——ここを外すと、どんな高級塗料でも本来の性能は出ません。今回は現場で役に立つ精度に落とし込んで、下地づくりのすべてを解説します。
1. 高圧洗浄の科学
目的:汚れ・藻/苔・旧塗膜の粉化(チョーキング)を除去し、密着の障害を取り除く。
圧力と距離:10〜15MPaを基準に、距離15〜30cmで面を均一に。回転ノズルは近づけすぎNG(下地損傷)。
洗剤洗浄:油汚れ・北面の藻/苔は中性洗剤やバイオ洗浄を併用。十分なすすぎが鉄則。
乾燥:洗浄後の含水が残ると剥離・白化の原因。季節に応じ24〜72hの乾燥目安。
2. 旧塗膜の診断
付着:クロスカットで密着をチェック。剥がれが大きい場合は全面ケレンやフィラー厚付で下地再形成。
チョーキング:手に粉が強くつく→シーラーやフィラーで吸い込みを止める。
ヘアクラック:微弾性で追従。構造クラックはVカット→樹脂モルタル→肌合わせ。
3. シーリングの基礎
どこを打つか:サイディング目地は基本打替え。サッシ回りは条件次第で増し打ちも可。
2面接着:ボンドブレーカーで背面を切り、伸縮に追従させる。3面接着は破断のもと。
ノンブリード:塗装前提なら必須。可塑剤移行を防ぎベタつき/汚染を抑制。
プライマー:専用品を規定時間内に充填。温湿度で硬化が変わるため日程管理が重要。
4. ケレン(素地調整)の段階
手工具:ワイヤーブラシ/スクレーパー。不陸を取って健全面を露出。
電動工具:サンダー/グラインダーで足付け。#80→#120→#180の順で均し。
重度劣化:層状剥離や深錆は交換・板金補修も視野に。無理な塗り重ねは短命。
5. パテ(面出し)と段差解消
目的:クラック・欠け・目地段差を平滑化して仕上がりを整える。
二度パテ:乾燥収縮を見込んで二段階で面を作る。サンドペーパーで肌合わせ。
6. 含水と露点管理
露点差:素地温−露点温度≥3℃で結露回避。朝夕は戻り結露に注意。
測定:非接触温度計+湿度計で根拠のある判断に。雨上がり・曇天は特に慎重に。
7. プライマー適合と下塗り
モルタル/ALC:浸透シーラーで吸い込みを止め、微弾性フィラーで下地形成。
サイディング:シーラー→中上塗。意匠面はクリヤの可否を劣化度で判断。
金属:エポキシ防錆や亜鉛リッチを切断小口・端部に重点塗布。
8. 部位別のポイント
屋根:縁切り/タスペーサーで排水経路を確保。
軒天:防カビと透湿の両立。換気口の目詰まり清掃。
雨樋/塩ビ:ノンブリードプライマーで可塑剤対策。
9. 典型的な不具合と対処
ピンホール:洗浄不足・泡→消泡剤と清浄度の改善、薄付けで再施工。
艶ムラ:吸い込み差・ロット混在→下塗厚みと缶管理。
剥離:油分/粉塵/結露→脱脂・清拭と露点管理の徹底。
10. 写真台帳の作り方
前/中/後を同アングル・同時間帯で。
近接(補修部)と遠景(全体ライン)の両方を残す。
WFTゲージ・缶数・温湿度など数値も写すと説得力が違う。
次回は素材別AtoZ。モルタル/サイディング/ALC/タイル/金属/RC/木部、それぞれの“勝ち筋”を地図化します。
皆さんこんにちは!
株式会社大塚塗装更新担当の中西です。
“塗ること”より“決めること”が8割。 何から手をつけるか、何を基準に選ぶか、どこまでやるか。ここが定まれば、仕上がり・費用・ご近所対応までスムーズに進みます。この初回は、迷いを最小化する決定プロセスを、やさしい言葉と実務の視点で整理します。🧩
1. いま家に起きていることを知る 🔍
劣化サイン早見表:
指で触って白い粉→チョーキング(樹脂の分解)
目地に隙間・割れ→シーリング劣化
ひび割れ→クラック(ヘア〜構造)
緑っぽい汚れ→藻/苔(北面・日陰)
錆汁・膨れ→金属腐食/下地不良
優先度の付け方:安全>雨漏り>美観。見た目より先に雨の経路を断つ。☔
2. 予算の考え方(LCC=ライフサイクルコスト)💴
“とにかく安く”は膜厚/工程省略のリスク。10年で何回塗るかを基準に、長寿命×低汚染の組み合わせで総額を下げる発想へ。
足場共有:屋根・外壁・付帯・防水を同時にやると再設置費ゼロ。1回の負担は上がっても総額は下がることが多い。
3. 工事までの全体フロー 🗺️
現地診断(30〜60分):外壁/屋根/付帯/防水をチェック。写真台帳を作成。
仕様提案&見積:製品名・塗布量・乾燥時間まで数値で提示。
色決め/艶決め:A4以上、大判サンプルを屋外で。3色ルールに沿う。
近隣挨拶:洗浄日/臭気日/車養生を事前共有。🗣️
着工→洗浄→下地補修→シーリング→塗装(下/中/上)→付帯→清掃→検査→引渡。
4. 見積書の“数字”を読み解く 📑
塗布量(㎡/缶)と必要缶数が面積×理論塗布量で一致しているか。
乾燥インターバルの表記があるか(短すぎ/長すぎは不具合の元)。
下地補修が“一式”でなく数量か。
屋根の縁切り/タスペーサー数、棟板金ビス打替えの記載があるか。
5. 塗料グレードの選び方 🎯
ラジカル制御型:コスパ◎。10年前後の更新計画に。
フッ素/無機:艶保持・耐候◎。沿岸/日射強で真価。
艶:3〜7分艶が外壁で上品。屋根は艶ありが長寿命になりやすい。✨
6. 色設計の手順 🎨
主色×付帯×アクセント=3色に整理。
屋根/サッシの色を先に固定→外壁を合わせる。
面積効果で明るく見える→ワントーン落とすのが定石。
汚れと退色:白/黒は目立つ。薄グレー/グレージュが実用的。🧼
7. 近隣配慮と暮らしの工夫 🏘️
高圧洗浄日:洗濯物NG、車カバーをお願い。植栽の養生を丁寧に。
臭気日(溶剤作業):窓開けNG、作業帯の時間を事前通知。
防犯:足場の侵入防止。センサーライトや在宅時間の共有が安心。
8. 1日の流れと工期の目安 ⏱️
戸建てで10〜20日(天候次第)。各工程の乾燥時間を優先し、無理な詰め込みはしない。
雨天/強風は中止。品質>スケジュールが正解。
9. よくある失敗と回避 😵💫
価格だけで決めた→膜厚不足・早期退色。→仕様書を揃えて比較。
写真が残らない→再発時に原因特定不可。→前/中/後の写真台帳を契約に明記。
色で迷走→当日決断で後悔。→大判サンプルと近隣景観で検証。
10. “良い業者”の見分け方 🧭
露点差/湿度など気象判断が会話に出る。
**缶数管理/WFT(ウェット膜厚)**の話ができる。
クレーム対応のフロー(受付→現場→是正→報告)が明文化。
11. 工事中にできること 🙌
日報・進捗を週次レポートでもらう。
気づきは即共有。早い段階ほど是正が容易。
仕上げ検査は同条件(同時間帯/同アングル)でチェック。📸
次回は下地調整。”塗る前”の品質づくりを、手順と道具のレベルまで掘り下げます。🧼🔧